こんにちは!びたろーです。
ブログの記事を書くときどのように作業を始めていますか?
徐々に自分なりの記事作成のやり方を見出してきていると思いますが、まさかいきなり書き始めてます?
私はブログを始めたての頃、テーマを決めてさっさと記事を書き始めてました。
そうすると書いている途中で、どんどん内容がテーマからそれていってしまい、何について書いているのかわからなくなってしまう…なんてことがよくありました。
そこで記事の書き方についていろいろ調べてわかったこと。
それは「記事を書き始める前に記事の型を決める」ということでした。」
今回の記事ではあなたが記事を書くときに、あっち行ったりこっち行ったりせずに効率的に記事が書けるように、記事の型についてご紹介します。参考にしてみてください。
記事を作成する前に考えること。
型の話の前に記事を作成する前に考えることについておさらいしておきます。
誰のどんな悩みを解決するか決める
最初に記事のターゲットともいえる“誰”に向けて記事を書くのか決めましょう。
そこがはっきりしないまま記事を書いても相手に刺さらない記事になってしまい、離脱されやすくなってしまいます。ペルソナを再確認しましょう。
記事の構成を考える
ペルソナを再確認したら、次に記事の構成を考えます。
記事を作成するとき、いきなり文章を書き始めていませんか?
すでに頭の中に記事の青図ができあがっているのであればいいかもしれませんが、文章を書き始める前に、記事の骨格となる記事の構成を考えましょう。
最初に導入文があって、次に問題提起して…という“あれ”です。
私は、最近でこそ記事の構成を考えてから書き始めていますが、以前は思いつきで書き始めていたので、だんだん話が逸れていってしまいました。
そのため、途中で気がついて書き直しをするか、そのまま最初のイメージと違う方向へ記事を書き上げるということを繰り返していました。
当然、自分でも納得がいかないので達成感も半減で感じでしたね。
そんなことにならないように、最初に記事の構成を考えて内容を決めてから書き始めた方が書きやすいですよ。
記事の型を決める
次に記事の型を決めましょう。
その理由は、
- 記事の骨格を決めることで書いている最中にブレなくなる。
- 読者に理解してもらいやすくなる。
- 型にあてはめることで、効率よく記事を書くことができる。
です。
では具体的に説明しますね。
・記事の骨格を決めることでブレがなくなる。
構成を考えて話の流れを決めてしまえば、ブレずに記事を書いていくことができます。
構成を先に考えるのは、ある意味道筋を決めることです。
頭の中ではわかっているつもりでも、いざ書き始めて、話がどこか違うところへ行ってしまうことを防止できます。
・読者に理解してもらいやすくなる。
あらかじめ構成を整理しておくと、話の展開がスムーズで、余計なことを持ち出して混乱を招くようなことがなくなるので、読者にとって理解しやすい記事になります。
・型にあてはめることで、効率よく記事を書くことができる。
構成を考えることは、言い換えれば記事の型を決めることになります。
構成を先に決めてしまえば、その型に従って記事を書いていくだけですので、効率よく記事を書くことができるようになります。
効率的・効果的に記事書く文章作成術【4つの型】
以前「相手に伝わるブログ記事の書き方その1 PREP法」でPREP法をご紹介しましたが、他にも文章の構成はあります。
今回は他のタイプについてご紹介しますね。最初にPREP法のおさらいをしますので、他のタイプと比較してみてください。
あなたのブログのタイプや記事のテーマに適した型を選んで記事を書くようにすると、より良い記事になっていくでしょう。
PREP法
PREP法とは「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順番で話を展開させていくわかりやすい説明の構成モデルの一つです。
はじめに要点を伝えてから、その理由を説明し、理由の根拠や説得力を持たせる具体例を示した後で最後にもう一度要点を述べる構成になっています。
PREP法は、要点をつかんだわかりやすい文章が書けるので、ブログ記事やプレゼンテーションなどによく利用されます。
Whole Part法
Whole Part法とは、最初に話の全体像「Whole」を伝えてから、話の各部分「part」を説明していく手法になっています。
最初に全体像を伝えることで、聞き手は話を聞く受け皿を作ることができるので、話を聞きやすくなります。
今日は〇〇〇についてお話します。・・・Whole
ポイントは3つです。・・・Part
そして最後にもう一度Whole(全体像)を伝えることで、Part(部分)で話した内容をまとめ、内容を整理しやすくします。
DESC法
DESC法(デスク法)とは、「 Describe→Express→Suggest→Choose」の順に話を展開していきます。
相手を不快にさせず自分の言いたいことを伝え、納得感を持たせる会話技法として提唱されました。
相手が何等かの問題に対して本気で悩んでいるときなどに使える手法です。
相手の案に対して、違う案を勧める場合に有効な文章構成です。
SDS法
SDS法とは、一番伝えたい要点を先に述べてから、次に詳細を述べ、最後にまた要点を述べるという文章の型です。シンプルでわかりやすい文章の型の一つです。
SDS法は読者が話に集中している最初のうちに要点を伝えるので、理解されやすいです。
最初と最後に要点を話すあたりはPREP法に似ていますが、SDS法はどちらかというと詳細を理解してほしいときに使用します。
記事の目的によって文章構成を使い分ける
これまで、4つの文章構成の型を説明してきました。
自分の記事の書き方をどれか一つに絞って書いていってもいいのですが、内容によって”こちらのタイプの法が説得力がある”というケースもあります。
そんなときは記事の目的に応じて、文章構成を変えるといいでしょう。
今回紹介した4つについて使い方をまとめます。
- PREP法・・・読者にしっかりと自分の考えを伝えたいとき
- Whole Part法・・・物事を詳細を読者に理解してもらいたいとき
- DESC法・・・相手に経緯や背景などを伝え、何かを選択、承認してもらいたいとき
- SDS法 ・・・相手に詳細を理解してほしいとき
これらの決まった型に当てはめて文章を書いていくことで、用途に応じた記事を効率的に書くことができるでしょう。
ブログ読者は先に結論がほしい!?
読者は早く情報が欲しいんです。
別にあなたのブログを読みたいと思ってアクセスしてくるわけではありません。
ということは、いかに記事の初めの方で読者を引き付けるかということを考えなくてはなりません。
そういう意味で結論を最初に述べるPREP法を推奨しているケースが多いです。
支離滅裂な記事の書き方をしていると、すぐに読者は離脱してしまいます。
一方で、読者にとって欲しいと思う情報が整然と書かれている記事は、きっと最後まで読んでくれるでしょう。
あくまでも読者の視点で文章構成も考えましょう。
まとめ
今回4つの文章構成について説明いたしました。
記事を書きながら身につけていきましょう。
理屈でわかっていてもちょっと…
そもそも文章力ないし…昔から国語苦手だったしな…
そう思われる方は、有名ブロガーさんのブログを読んで、記事の構成や文章の書き方をよく観察して真似ればいいんです。
あ!真似るといっても文章をパクると言っているわけではありませんよ。
文章の流れをよく観察して、同じように自分の記事も書いてみるんです。
そうやって記事を書いているうちに、あとから理屈もわかってくるはずです。
今回紹介した方法以外にも、”PASONAの法則”のようなセールスに使えるコピーライティングの法則などもあります。(こちらは別の機会に)
いずれにせよ、読者の視点、思考を考えながら記事を書いていきましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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